一般的な治療は、手術・冷凍凝固術・外用療法などです。
小さい病変であれば手術で切除しても負担は少ないですが、多発している場合や大きい病変は手術の負担が小さくありません。基礎疾患によっては手術そのものが難しい場合もあります。
冷凍凝固術は通院で行える簡便な治療ですが、治療時の痛みや再発率の高さが問題です。
抗癌剤外用は、治療が煩雑であり痛みもあります。また有効率も高いとは言えません。ベセルナクリーム®は、病変の大きさ、個数に関係なく治療でき、他の治療に比べて再発率が低いのが特徴です。週3回、4週間寝る前に自宅で外用し、4週間休みます。これを2回行った場合の治癒率は約60%です。外用部位が赤くなったり腫れたり、かさぶたになったりという反応は起こりますが、全身性の副作用のリスクは極めて低いです。