当院は、令和4年3月に乾癬における生物学的製剤使用施設、およびアトピー性皮膚炎におけるJAK阻害剤内服薬使用施設として日本皮膚科学会に承認されました。これにより、高知大学医学部付属病院皮膚科と連携して乾癬・アトピー性皮膚炎の最新治療を当院で行うことが可能となりました。近年、乾癬・アトピー性皮膚炎はその病態メカニズムが解明されるにつれ、様々な治療薬が開発され、治療に用いられるようになってきました。乾癬における生物学的製剤やアトピー性皮膚炎におけるJAK阻害剤内服薬は、従来の治療ではコントロールが難しかった患者さんにも改善が期待できます。しかし、これらの治療は一定の条件を満たす施設でしか受けることができません。当院は、日本皮膚科学会から、高知大学医学部付属病院皮膚科と連携してこれらの治療を行うことが認められました。開院以来、光線療法に力をいれて治療を行ってきましたが、今後はまた新たな治療を患者さんに提供できることになりました。
アトピー性皮膚炎の生物学的製剤治療はすでに行っていますので、乾癬やアトピー性皮膚炎の患者さんで、お困りの方はご相談下さい。
*治療開始前の検査や治療中の定期検査、治療中に副作用が起きたときの対応は高知大学医学部付属病院皮膚科と連携して行います。